速報!富士宮焼きそば
静岡の「富士宮焼きそば」に憧れていた僕は、図々しくもBULLDAXの
カメさんと相方さんに「買ってきてください」とお願いしていた。
カメさんがおすすめとして買ってきてくれたのがこちらの品々。

㈱叶屋製麺工場 「富士宮むしめん焼きそば用」
㈱叶屋製麺工場 「富士宮焼きそばソース」
㈱叶屋製麺工場 「富士宮肉かす焼きそば用」
そして後に登場する㈱柳谷本店 「かつお粉」
初めて見る「肉かす」の実物に気持ちが高揚してくる。しかしここで
一旦興奮を抑え、冷静にカメさんから受けたレクチャーを思い出す。
さらに「むしめん」のパッケージ裏面の「召し上がり方」を確認。
たがが焼きそばを作るだけで「作り方を確認」などと大袈裟だ、
と思われるかもしれないが、それには理由があり、関西で一般的に
食べられている焼きそばとは作り方が全く異なるのである。
作り方のこつは
「鍋(フライパン)はよくあたため常に強火」
「短時間で仕上げる」
いわゆる「一発勝負」である。
今回は「富士宮焼きそば」本来の味を確認するため、あえて
最小限の具材で勝負する。キャベツと「肉かす」、そして仕上げ
にふりかける「かつお粉」のみだ。
この「一発勝負」に備え、ソースの濃さを確認し、準備した具材などの
ポジションを定め、そっと目を閉じ焼きそば完成までのプロセスを
イメージしてみる。2〜3回のイメトレを終え、「イザ!」とコンロを点火。

あたためた鍋(フライパン)に油をなじませ、細かく刻んだ「肉かす」
を香ばしく炒める。「肉かす」は豚脂。炒めると脂の甘い香りが。

香ばしく炒めた「肉かす」にキャベツを投入。焦げないよう、火が
通り過ぎないよう、一気に炒める。ここからの工程が普通の焼きそば
と異なってくる。なんと炒めた具材を一度フライパンから引き上げるのだ。
軽くカルチャーショックを受けつつ「麺」セクションに突入。

フライパンに「むしめん」を投入。この麺には特徴があり、色は黄色い
半透明で断面は正方形、「カキッ」とエッジが立っている。袋から
開けた状態はとても固く、麺がパラパラとほぐれる感じだ。そこに
お湯を注ぎ、麺に水分を含ませ「好みの固さ」に仕上げることが
できるのである。麺の固さオンデマンド。今回は「召し上がり方」に従い、
麺1玉あたり40ccの湯を含ませてみた。

麺が水分を含み、軽く炒められたところに先に炒めておいた具材と
ソースを合わせて一気にラッシュをかける。焦がさないようしっかり焼く。
かなりの強火で焼くため、チビリチビリとソースの分量を調整している
暇はない。味見したソースの濃さをイメージしながら一気にソースを回し
かける。ソースの量は「一発」で決まった。ソースの味見やイメトレは
こういう場面で生きてくるのである。

そして仕上げの「かつお粉」。テレビ番組で紹介されていたのを思い出し、
たっぷりとふりかける。

そして完成。熱々のところをいきたいので、キッチンで立って食べる。
いままでにない麺の固さが新鮮だ。焼いた後もあの「エッジ」は健在で、
歯触り舌触りが楽しい。エッジの零コンマ数ミリの線が「パリッ」と
香ばしく焼けているのがわかる。ソースの味は甘くなく辛くなく程よい
味だが、そこに「肉かす」の味と香りが加わることによってグッと深い
ものとなった。「かつお粉」はたっぷりが良い。
やはりこの焼きそばの魅力は「麺」だ。カメさんの相方さんの「具を
何も入れずに麺にソースだけでもうまい」という言葉を思い出した。
今後誰かに焼きそばは何がうまい?と訊かれたら迷わず「富士宮!」
と答えることにした。富士宮最高!
カメさん、相方さん、興奮と感動をありがとう!
※この連休、BULLDAXのカメさんと相方さん、Elle+Beckが
会いにきてくれました!その様子は後日アップします!
カメさんと相方さんに「買ってきてください」とお願いしていた。
カメさんがおすすめとして買ってきてくれたのがこちらの品々。

㈱叶屋製麺工場 「富士宮むしめん焼きそば用」
㈱叶屋製麺工場 「富士宮焼きそばソース」
㈱叶屋製麺工場 「富士宮肉かす焼きそば用」
そして後に登場する㈱柳谷本店 「かつお粉」
初めて見る「肉かす」の実物に気持ちが高揚してくる。しかしここで
一旦興奮を抑え、冷静にカメさんから受けたレクチャーを思い出す。
さらに「むしめん」のパッケージ裏面の「召し上がり方」を確認。
たがが焼きそばを作るだけで「作り方を確認」などと大袈裟だ、
と思われるかもしれないが、それには理由があり、関西で一般的に
食べられている焼きそばとは作り方が全く異なるのである。
作り方のこつは
「鍋(フライパン)はよくあたため常に強火」
「短時間で仕上げる」
いわゆる「一発勝負」である。
今回は「富士宮焼きそば」本来の味を確認するため、あえて
最小限の具材で勝負する。キャベツと「肉かす」、そして仕上げ
にふりかける「かつお粉」のみだ。
この「一発勝負」に備え、ソースの濃さを確認し、準備した具材などの
ポジションを定め、そっと目を閉じ焼きそば完成までのプロセスを
イメージしてみる。2〜3回のイメトレを終え、「イザ!」とコンロを点火。

あたためた鍋(フライパン)に油をなじませ、細かく刻んだ「肉かす」
を香ばしく炒める。「肉かす」は豚脂。炒めると脂の甘い香りが。

香ばしく炒めた「肉かす」にキャベツを投入。焦げないよう、火が
通り過ぎないよう、一気に炒める。ここからの工程が普通の焼きそば
と異なってくる。なんと炒めた具材を一度フライパンから引き上げるのだ。
軽くカルチャーショックを受けつつ「麺」セクションに突入。

フライパンに「むしめん」を投入。この麺には特徴があり、色は黄色い
半透明で断面は正方形、「カキッ」とエッジが立っている。袋から
開けた状態はとても固く、麺がパラパラとほぐれる感じだ。そこに
お湯を注ぎ、麺に水分を含ませ「好みの固さ」に仕上げることが
できるのである。麺の固さオンデマンド。今回は「召し上がり方」に従い、
麺1玉あたり40ccの湯を含ませてみた。

麺が水分を含み、軽く炒められたところに先に炒めておいた具材と
ソースを合わせて一気にラッシュをかける。焦がさないようしっかり焼く。
かなりの強火で焼くため、チビリチビリとソースの分量を調整している
暇はない。味見したソースの濃さをイメージしながら一気にソースを回し
かける。ソースの量は「一発」で決まった。ソースの味見やイメトレは
こういう場面で生きてくるのである。

そして仕上げの「かつお粉」。テレビ番組で紹介されていたのを思い出し、
たっぷりとふりかける。

そして完成。熱々のところをいきたいので、キッチンで立って食べる。
いままでにない麺の固さが新鮮だ。焼いた後もあの「エッジ」は健在で、
歯触り舌触りが楽しい。エッジの零コンマ数ミリの線が「パリッ」と
香ばしく焼けているのがわかる。ソースの味は甘くなく辛くなく程よい
味だが、そこに「肉かす」の味と香りが加わることによってグッと深い
ものとなった。「かつお粉」はたっぷりが良い。
やはりこの焼きそばの魅力は「麺」だ。カメさんの相方さんの「具を
何も入れずに麺にソースだけでもうまい」という言葉を思い出した。
今後誰かに焼きそばは何がうまい?と訊かれたら迷わず「富士宮!」
と答えることにした。富士宮最高!
カメさん、相方さん、興奮と感動をありがとう!
※この連休、BULLDAXのカメさんと相方さん、Elle+Beckが
会いにきてくれました!その様子は後日アップします!
by nowappu
| 2009-03-22 21:49
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